TWC-A04 使ってみるレポート [ http://2ch.eucaly.net/twc/ ]
以下のページに関係する事柄かもね。
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 昔の人は云いました。曰く「AthlonXPはPentiumより熱いから焼き[鳥|パロ|馬|豚|林檎]作ることになるんだよ。」と。
 時代は進化し、AMDは大木槌を手に入れ、そしてINTELは90nmなリーク電流で熱くなり、状況は変わりました。
 賢人曰く、「Athlon64は冷えひえ」と。
  #つーか単にAMD石にヒートスプレッダがつくよーになったからかも知れませんが。
   
△1:ヒートスプレッダはあんまひえないそーです。発熱量が減ったからAMDも搭載できた、が正解ぽい。(指摘:某スレ859)

 だったら何でウチのAthlon64 (FX-53)は無負荷時70度とか逝きますか?
 頑張って某沼津市上田製品のPAL+ミネビア高速ファンとかにしたのに・・・。
 いろいろ努力して空冷でいこうと頑張ってみたわけですが、どうにもだめぽ。
 つーわけで、サクっと水冷にチャレンジすることにしますた。

 水冷を実現するにあたり、
 ・ケース内蔵型(某美濃加茂に引っ越すかもしれんので)
 ・安いこと(おかねないしー)
 が目標。まぁ、適当に秋葉ったところ、なんか新製品でイケてそうなの発見。
 ネット見てみると評価ボロボロなんですがw、シロッコクロスフロー、ってあたりに惚れました。
   
△0823:クロスフローファンですよーっと、間違いまくり・・・。
 14.8kをBLESSに払って早速購入、即取り付けることにします。


[手術前]
    きねんしゃしん。
 組み込み予定PCとパッケージ。5インチベイのとこのは排気口です・・・。
 [スペック]
  CPU : AMD AthlonFX-53 / MEM : コルセア PC3200 Reg.ECC 512MB x 2 / M/B ASUS SK8N
  V/C : nVidia GFFX5600 DualDVI / HDD : WDC WD740GD x 2 and Seagate ST3120026AS x 2
  PWR : Antec True550-EPS / CASE : 星野1200
 それにしても部屋が散らかってます・・・。お片づけしないと・・・。


[腑分け]
    くみこみまえ。
 空冷でイケるようにすべく、いろいろやってた跡が・・・。

    パッケージ開けてみる。
 システマチックに入ってます、期待が高まります(何の?。

    あたり具合確認。
 星野ケースは、ドライブベイに切込みが入ってます。
 これ、3インチハイトな奴入れるときに問題になったりするのですが、この水冷ユニットは
 ちゃんと対策してあるらしく、溝にはまって大丈夫ですた。

    チューブお写真。
 チューブは、短いのとちょっと短いのと長いのが2本づつ、合計6本入ってます。
 バススロット用の中継アダプタもついてますが、取り外そうとすると盛大に水が漏れそうな構造しとります。


[トラブル発生]
    オレターー;。
 Oリングを広げる為の工具が、ばっちり折れました。
 途方に暮れる今日この頃。

 だめもとで我が家の兵器格納庫を漁った所、ばっちりありました。
    いやはやどうにかなるもんだ。
 この工具、Oリングとか専用工具だそうで。
 大きいホームセンターや車用品店に売っているそうです。


[さくせい]
    チューブ加工後。
 今回は内蔵+SK8NはCPUが下のほーにあるので、チューブは短め。
 4本もチューブが余りました。長い2本は使ってません、アヒャ。

    仮組み付け。
 「お外で仮組みしてくらさい」と取説にあるので、とりあえづ組んでみた。
 この状態で電源を入れなければならないので、電源ユニット(novacな外付けケース)も用意。
 取説には「マシンのCPU外して電源入れろ」とか書いてあるけど、怖すぎますそれ。

    冷媒、という名前の水。
 まぁ、水です。最初からついているのは左下の奴。どう考えても足りない。
  
△2:赤いの不凍液ですた;。取説思いっきり斜め読みしてたのモロバレ。(指摘:某スレ865)
 まぁわかり切ってたので水をマツキヨ@あきはばらでぱあと3Fで購入。確か80円くらい。

 さて、水を仮組状態でガンガン入れるわけですが。

    スポイト代わり。
 スポイト買うの忘れてたので、標準添付の水袋をスポイト代わりに使いまくり。
 ラジエータ外付けしなくてもかなり水入ります。
 ラジエーター外付けしたいなら、精製水2本用意したほうがいいかもしれません。
 ちなみに、精製水の口から直接水入れる作戦は失敗しました。横着は敵だ。

    れっつ循環。
 仮組状態なので、持ち上げまくりのいぢりまくりで、かなり簡単に空気抜けます。
 水注入口を真上に向けて入れまくり>水。


[ショボーン発生]
 仮組み後、一式を5インチベイから押し込め、と取説に書いてあるわけですが。。。
 ラジエーター、標準では38mm厚なFANが付いているのですが、これつけたままだと5インチベイ2つ分から突っ込めません。
 困ったもんなので、ミネビア高速ファン(25mm厚)に換装。
 このとき、標準ファンはなんつーかありえないネジのとりつけかたをしてらっしゃるので、別にM4x30〜35mmなネジが必要です。
    ファン換装。
 M4x30mmなネジしか在庫なかったので、ファンガード取り付けられませんでした、ショボーソ。
 お約束ですが、組み込み後に指突っ込んで偉く痛い目見ました。マシンが血の海になることは何とか避けましたが。


[くみつけ]
 さて、早速マシンに組みつけてみます。
    バラして。

 5インチベイに内蔵したのですが、マザーとの接触がかなり微妙です。
    あぶねぇ。
 今回は偶然なんとかなりましたが、ケースとマザーの組み合わせによっては問題が発生するかも、困ったもんだ。

 さて、CPU冷却ブロックをつけます。
    まちがえた。
 水の出し口と入り口の位置が反対です。
 いまさら直しようがありませんので見なかったことにします;。

    ビデオカード。
 まぁ、普通にファンを外してみました。
 標準グリスはキムワイプでゴシゴシと、良く落ちます。
 ちなみにメモリのヒートシンクも、邪魔なので裏に移しました。

    組みあがり。
 まだゴチャゴチャしているのは、私の技術力の問題です;。

    精製水使用量。
  水は半分、250mlくらい使いました。
  組み込み後は水足しませんでした、つーか仮組みの時に目一杯入れてやったので、、、。


[かんせい]
    前から、銀色が浮いてます;。
    後ろから、ラジエータ、目立ちません。
 まぁ、組んでしまうとおとなしく見えます。
 重いですけど。


[シバき]
    いぢめちう。
 シバくと外気温30度で61度@CPU。
 空冷時は70度弱まで逝ってたので、それなりに効果はあるみたいです。
 しかしビデオカードがヘタレなので、FFベンチHighモード(SXGA)で3000とか、寂しいですな。
 お前はホントにAthlonFX53か。みたいな。
 ちなみに、空冷時よりもCPU温度はなだらかに上がり、なだらかに下がります。
 負荷MAXが続くゲームなんかだとアレですが、時々高負荷な環境ではいいかんじかも知れません。


[おわり]
    おつかれさま。
  なにはともあれ、やっとPCを定位置に押し込むことができました。
  この熱い夏が乗り切れれば、もうなんだってOKな気がします。
  しかしまぁ、ビデオカードがタコいので前面FANを絞っても温度変わりませんw。
  ルックス的にもダサいので、前面ユニットは内側に引っ込めちゃおうかな、とか考えてます。。。。


  ちょっとした事故は多々ありましたが、比較的簡単に組み込めるユニットだと思います。
  冷却性能はそこそこ、むしろダメダメかも知れませんが、水冷入門用としてはイケているのではないでしょうか?
  まぁ、いい買い物をした、と自分に言い聞かせつつ、使っていきたいと思います。

  以上です。


by eucalyptus. 2004/07/24.