Morphy One BIOS/SYSTEM ポストメッセージの解説
 ・検証ページは→こちら

・BIOSのリビジョン、他

 Datalight BIOS v1.01
 For the MorphyOne
 Build Date 03/14/01
 Copyright (c)1997-1998 Datalight Inc.
  BIOSの各種文字情報/権利情報だと思われる。

・CPU/MEMORY TEST

 CPU: AMD SC400 running at 33MHz
 Tested RAM 32768K
  Elan SC400 /33MHz 、32MBのメモリーを搭載、と。

・CFのチェック

 Check CF Slot. MemWin0/0000 : 01 00 04 0???
   Card = SunDisk SDP 5/3 0.6
 CF configuration comleted.
  CFスロットにSunDiskのを搭載してるのを確認してる。

・I/O チェック

             +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7
   I/O 1F0 = 80 80 80 80 80 80 80 80
  1F0はオンボードIDEのポート番号。
  何で最初の8バイトを表示させてるのかは不明だけど、デバック用と思われる。

・CFの認識、IDE初期化

 INITDISKIDE:   before init_b,status = 50
 INITDISKIDE:   init_a.
 InitDiskIde Comleted.
 PCIC setting flag=81
             +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7
   I/O 1F0 = 0F 00 00 01 00 00 A0 50
 Identify Drive = 8A 84 EA 01 00 00 04 00 00 00 40 03 20 00 00 00
  CFをIDEとして認識させ、Disk部分を初期化してるんでしょう。

・MBR読み出し

 Trying to read boot-sector...
 MBR(start) = FA 33 C0 BE D0 B6 00 7C 8B F4 50 07 50 1F FB FC
 MBR(end  ) = 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 55 AA
  MBR(マスターブートレコード)の先頭と最後をダンプしているだけ。
  ちなみに「FA 33 C0 BE...」はDOSのMBR、「FA EB 70 6C 62 61 4C 49 4C...」の
  「4C 49 4C」は「L I L」なので、これはLILO(Linux Loader)だと思われる。

・起動

 Starting PC DOS...
  この画面はPC-DOSのIBMBIO.COMが出しているもの。
  同時に、「LILO Loading Linux」表示のウチ、「LO」以下は、LILO自体がディスクの
  マップファイルを読みにいかないと表示されない。
  よって、現状のMorphyOneは、CFをディスクとしてマウントした場合、MBRだけでなく、
  先頭セクタは読めていることになる。

・ちょっと意味不明な点

 Non-System disk or disk error.
 Replace and press and key when ready.
 
 Boot Failure: O/S not found
 AX=1A2A  BX=FFFF  CX=0001  DX=0B50  SP=00FB  BP=07BE  SI=009D  DI_925A
 DS=0040  EX=0000  SS=9F84  CS=F880  IP=1E88   NV UP EI PL N2 NA PO NC
 -_                               
  「Non-System disk or disk error.」はDOSのMBR(かIBMBIO.COM)が出しているもの。
  ここで何かキーを押すと、int13Hを叩き直して起動プロセスがループするはずが、
  なんらかの原因でBIOSが落ちてる。
  「Boot Failure: O/S not found」てのは多分BIOSのメッセージ。
   本スレ43/156さんの指摘>BIOSで起動プロセスのError時の処理としてループを書いてなければこれでOKかと



By eucalyptus.