メモリーの動作状況を可視化してくれるトンデモツールが、玄人志向から発売されています。
まぁ、数ヶ月前からあるのですが、1万とかありえない値段がしてたので、買って無かったワケですが。
今日、九十九12号店にて3000円で発見、即購入してみたり。
かなーりイリーガルつーか常識はずれな取り付けをしてみたので、一応ここにまとめておきます。
こんなの。
[開梱]
中身は至ってシンプル。A3の取説が1枚に本体、そして交換用パネルとネジ。
こんなの。
がんばれば3.5インチベイに収まりそうな気がします。やりませんが。
さて、このセットの中心となるメモリアクセス拾ってくる基板は・・・。
こんなの。
ALTERAのFPGAらしきものを挟んで、普通に信号線をエキスパンドしてるだけな感じ。
4層貫通基板で1005、片面リフロー片面DIPでノンハロでも無鉛でも無さそうです。
メモリソケットは後から手付けの模様。
さて、メーター基板は。。。
こんなの。
こっちは両面貫通1005でやっぱり片面リフロー片面DIPみたいです。
それにしてもこんな余裕アリアリな基板で1005とは・・・、部品点数削減の影響かな?。
FPGAからあからさまにプルアップできそーなジャンパ取り付け部が伸びてますが、詳細不明です。
メーターLEDのとこ、ピンヘッダで出してくれると面白かったかも知れません。
[仕様詳細]
とりあえづ取説を熟読。
対応DIMM:184pin Unbufferd/Registered DIMM. DDR266/300/400. bank 1/2
動作確認CPU:Pentium4,Opteron,Athlon64,Athlon64FX
だそうで。
168pinに対応してたら迷わずFantom-XRにくっつけてたのに残念。
両面実装のメモリにも対応しているみたいですな。
それにしても動作確認CPUが偉く偏っているのは気のせいですか?。
SocketAとか370とかEDENとかは無視ですかそーですか。
なんにせよ、取り付けるPCを選ばなければなりません。
DualChannelは怖いので却下、とすると、ウチの場合、Hp Proliant ML110しか選択肢がありません。
気休めの御札付。
しかしこいつECCなんだよねーしかもDDR400だしぃ、、、って取説に衝撃の映像が。
チップ9枚・・・。
・・・まぁ、Registaredに対応しとるとか書いてあるわけで、当然ECCにも対応しとるよね?ね?。
まぁ動かなくてもどうにかなるし、こやつに取り付けてみるとしますか。
このページが置いてあるWebサーバ兼DNS兼MAILサーバだという事実を忘れた発言ですなw。
[とりつけ]
まぁ、何は無くとも取り付けてみます。
早速サーバをシャットダウンして開腹。
患部。
E7505な上に同じ容量のメモリ2枚挿しですが、DualChannelじゃないんだなこれが。
ちなみに引いた図。
純正臭がします。まぁそうでしょ。
メータ取り付け。
CD-ROM外した後の空間、押さえ用のバネにぴったり収まりました。順調。
メモリ取り付け表。
メモリ取り付け裏。
特に抵抗も無くモジュールをがっちりと固定できてます、なかなかよさげ。
片面モジュールの場合、DIP側にメモリが載るのですな。
長さが足りずに。
ベイの位置変えました。34ピンのフラットケーブル、かなーり短いです。
ケースによってはスで届かないかも・・・。
まぁこんな感じに取り付けられます。
なんかメモリテスト用のJIGみたい・・・。
[動作確認]
取り付けたら早速動作確認します。
なんかあっけらかんと普通に動いてしまいました。
ふつー。
メモリ容量も普通。MEMTESTも大丈夫ですた。
動作中は、こんな感じに光ります。
ウチの環境だと、READが光りまくりでWriteがちょろちょろ光るパターンでした。
こんなかんじ。
一応起動〜「logon」出るまでの発光パターンをムービーに撮って見ました。
→こちら
[おわり]
User's sideあたりでデモってたアクセスメーター付のメモリに比べ、こっちは動作が緩慢で
なかなか面白げです。アッチはランダムに光ってる、みたいな印象だし。
昔PCIの負荷メーター(PCガイガーとかゆーの)つけてたのですが、最近はデバイスがPCI経由じゃないので
つまんねーな、と思ってた矢先のこの物体、なかなかに良さげです。意味の無さがw。
次はネットワークの負荷メーターが欲しいなぁ、昔のバカHUBについてたよーなののGigabit版。
まぁ、ベイが余ってて光物が好きなあなたにはオススメかも知れません。
正直微妙なので、価値が見出せる勇者のみどーぞ、て感じです。
ウチの鯖でしばらくベンチマークしとくので、経過はblogでも見てやって下さいませ。
以上です。