サーバラックの温度、把握したいのだが。
そのへんのチンケな温度計だと、ログ取れないし。
SNMP対応の温度計て、高いんですよ。
いや、そんな本格的なものじゃなくていいので。
もっとこう、安物魂溢れる素敵君が欲しいんですよ。
と。
悶々としていたわけだが。
秋月電子に素敵なものが。
奴の名は、「 IP Sensor 9216S 」。
SNMP対応で、内部1ch/外2ch測れて、それなりに安価。
ステキー。
とまぁ、早速導入してみたのだが。
ものすごくハマったので、ここに作業記録、残しておきますね、と。
[いきなり結論]
わーいうごいたー。
[cfg]
ハマりポイントは、以下の通り。
・比較的わかりずらげなマニュアル
・MIB2非対応
まぁ、そういうわけで。
cfgは以下のような感じで。
あ、ファームウェアはv1.12で動作確認しましたです。
ip9216.cfg
上のやつ、使う時は、「***ip9216_ipaddress***」をIPアドレスに置換してね。
[応用]
snmpwalkすると、こんな結果が。
# snmpwalk -v2c -c public ***ip9216_ipaddress*** 1.3.6.1.4.1.92.16
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.2.1.0 = INTEGER: 18
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.2.2.0 = INTEGER: 8
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.2.3.0 = INTEGER: 5
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.3.1.0 = INTEGER: 28
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.3.2.0 = INTEGER: 23
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.3.3.0 = INTEGER: 34
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.4.1.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.4.2.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.4.3.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.1.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.2.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.3.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.4.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.5.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.6.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.7.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.8.0 = INTEGER: 1
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.9.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.10.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.11.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.12.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.13.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.14.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.15.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.5.16.0 = INTEGER: 0
SNMPv2-SMI::enterprises.92.16.6.1.0 = NULL
End of MIB
#
な感じなので、「92.16.」の後ろを適当に弄れば、電圧だのDIだのもログ取れる予感漂いまくりです。
[おわり]
電圧入力とか頑張れば、サーバ消費電流とかもイケちゃうかも知れません。
が、強電はコワいので慎重に。
夏を前に刺激的な温度がログ取れたらどうしてくれましょう・・・。
以上です。